植物好きは一度は多肉植物の門を叩くという言葉がある。多分ある。
その言葉通り、僕もそのドアをノックした。そして、
いつの間にかドップリ足を踏み入れていた。仕方がない。
最初に出会ったのは、テトラゴナだった。
そのいかついフォルムに目を奪われた。
別名が「桃源郷」と聞いた時はさらに驚いた。
「南アフリカ出身」と聞いた時は「でしょうね」と納得した。
風通しの良い場所で、すくすく伸びている。
次に出会ったのが、熊童子だった。
くまさんの手足みたいな、可愛らしいフォルムにイチコロ。
しばらく室内だったけど、日当たり良いところに移したら、
先っぽが赤くなってきた。緑の方が好みは好み。
セダム。ウルトラマンみたいな名前だなと思った。
身というか肉がポロポロ落ちることはあるけど、
乾燥気味に育てるとグングン伸びる。
ホームセンターで見かけて一目惚れ。
名前も良い。福だるま。
びょんびょん伸びて器が小さくなったので、
セダムと寄せ植えしてみることにした。
ちょっと不恰好だけど、引き続きグングン伸びてくれている。
いい子たち。
その間、人知れず成長していたテトラゴナの欠片。
これからの成長に期待。
さらに寄せ植えしたい衝動に駆られ、
駆け込んだコーナンで、素敵な多肉植物たちとの出会いを果たす。
ぐんぐん伸びよと願いを込めて、
丹精込めて寄せ植え。
可愛い軍団。
多肉植物って、
ふっくらしてるからか、
みんな優しく見えるよね。
彩りも豊かで、美しい。
だから、その扉は魅力的に映るし、
誰をも優しく受け入れてくれるから、
みんな大切にしたいって思うんだろうね。
これからもよろしくね。